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第55回 2018年02月22日掲載
世界旅行を体感 ―― 天理市の天理大附属天理参考館


天理大附属天理参考館=天理市で

 天理大付属天理参考館は、世界中から集められた約3000点の美術品や考古資料が常設展示されている博物館です。入り口ではメキシコの奇怪な石頭像が歓迎してくれます。
 1階と2階は世界の生活文化、3階は世界の考古美術を紹介しています。貴重な北京の商店看板のほか、メキシコやグアテマラの美しい民族衣装の展示があります。また、パプアニューギニアの精霊たちの森のコーナーでは、神々の声が聞こえてきそうです。
 さらに、国内最大規模の円墳の可能性があると話題になった富雄丸山古墳(奈良市)から出土した三角縁神獣鏡や参考館周辺の地下に眠る布留(ふる)遺跡から発掘された埴輪(はにわ)や土師器などの展示も見どころのひとつです。  天理で世界の広さを体感できる旅をしてみませんか。

【奈良まほろばソムリエの会理事 道ア美幸】



天理参考館の入り口に展示されているオルメカ石頭像(レプリカ)

■メモ■

JR帯解駅から東へ徒歩20分。
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